名刺はもちろん自腹です
異動の時期です。
役所ではだいたい3月の中頃から終盤にかけて、職員の異動が発表されます。
なお、役所にもよりますが、大体、3年とか5年くらいでしょうか、異動のスパンは。
ただし、これが課長職以上になるともう少し短く2年くらいになったりしますが、人によっては1年という短期間で異動するケースも決して珍しくないです。
異動が決まると、職員の大半は異動先の仕事のことや異動先の人間関係を気にし始めることもあり、3月末までで終える仕事のことは二の次となってしまいます。
とくに、引っ越しを伴う異動、それが国などの機関への派遣や出向ともなると、知り合いも誰もいないところへの異動ってことで、若手でまだ経験の浅い人にとってはかなりのプレッシャーになるようです。
そして、以前も書きましたが、公務員の大半、もちろん一部例外はありますが、ほとんどの役所に勤めている公務員は名刺を自腹で作ります。役所からの補助などはほぼ期待できません。
よくあるのが、ネットとかで500円くらいの名刺印刷用紙を購入し、職場のカラープリンターを使って名刺を作成するパターンです。
これだと印刷用紙代だけが自腹での負担となりますが、役所によってはこの印刷用紙分だけは出してあげますよ、ってところもあるようです。わたしのところはもちろん、印刷用紙代すら負担してくれませんが。
でもいちいち自分で印刷する手間が面倒だ、って人は、職場の近くのコンビニとか本屋とかに頼んで名刺を作ってもらいます。この場合、相場は1ケースで2,500円くらいとちょっと高くつきますが、印刷用紙を使って作成した名刺よりは、高級感がでます。
ただ、部署によっては多くの外部の方と接するようなところもあり、そういうところでは、名刺も頻繁に作成する必要もあるので、名刺作成費用もバカにならない金額になってしまいます。
せめて、ひとり1ケースくらいは、職場負担で名刺を作ってくれてもいいんじゃないの、って公務員に転職してから毎年思っていますが、なかなか改善されそうにありません。。