都内の大企業から地方公務員に転職

東京の某大手企業にて世間的には高給をもらってのサラリーマンをやっていましたが、このまま人生終わっていいの?自分の会社でしか使えないスキルしかないままで定年間際でリストラされたらどうするの?等々、いくつもの不安を抱えていた生活から30半ば過ぎで脱出することを決意。今は某地方にて地方公務員をやっております、もうじき役人人生も10年になります。仕事も楽で定時帰宅できる~♪と思ったうえでの転職でしたが現実は・・・  公務員の非常識なところとか民間ではありえない!と感じたこと、その他日々の経済とか、役人の思いなどを

女性職員は早く出世します

女性管理職の割合を増やす、という目的があるためでしょう。女性の職員は普通にしているだけで評価も基本良く、どんどん出世する傾向にあります。

 

女性としても、家庭よりも仕事を優先したい人にとっては、公務員はある意味では、「働きやすい職場」とも言えるかもしれません。

 

ただし、役所で出世した多くの女性管理職を見ると、大抵が独身か結婚しても子どもがいない人が多いですね。やはり仕事に時間を取られるから子育てどころではなくなる、というのがその理由だと思います。何かを得るには何かを犠牲にしなくてはならないのが人生ですから当然といえば当然でしょうが。。

 

個人的には、これだけ少子化が社会問題化、日本という国を壊しかねないくらい深刻な問題なのに、女性を出産から遠ざけるような、女性管理職の割合を増やす、という政策は考え直した方がいいのでは、と強く思わざるを得ません。

 

役所での管理職の働き方は、民間のそれとまだ大きく後れを取っており、基本、職場に遅くまで残ったほうがいい管理者、いつ連絡しても職場にいるほうがいい管理者とみられる傾向にあるのが現実です。当然、長時間労働になり、年休も滅多なことでは使わない傾向が高まります。

 

ホントは女性で管理者になった人こそ、子供の世話があるから、ということで定時になったら速攻で帰宅する、年休も使いまくる、というようなメリハリをつけた働き方を自ら実践してくれれば、残業するより、1分でも早く帰宅して自分の時間を有意義に使いたいとか、家庭を優先したいと考える若手にとっても働きやすい職場が実現されて、結果的に、役所の長時間残業という働き方も見直される、という、職場全体がいい方向に変わっていくのではないかと思うのですが・・

 

現実は、女性の管理職でも遅くまで残っているのだから・・ってことで、男性職員も負けずにより遅くまで残る悪循環の職場の方が目立っているようです。

 

また、女性だから、ってことだけで下駄をはかせてもらったから管理職になったんだろう、と、管理職の女性を下に見るような男性職員も結構な割合でいることも事実です。

 

個人的には、女性だろうが男性だろうが、仕事がやりやすく、ワークライフバランスが実現できる環境だったら、どちらでもいいですけどね。