都内の大企業から地方公務員に転職

東京の某大手企業にて世間的には高給をもらってのサラリーマンをやっていましたが、このまま人生終わっていいの?自分の会社でしか使えないスキルしかないままで定年間際でリストラされたらどうするの?等々、いくつもの不安を抱えていた生活から30半ば過ぎで脱出することを決意。今は某地方にて地方公務員をやっております、もうじき役人人生も10年になります。仕事も楽で定時帰宅できる~♪と思ったうえでの転職でしたが現実は・・・  公務員の非常識なところとか民間ではありえない!と感じたこと、その他日々の経済とか、役人の思いなどを

少子高齢化について

毎朝出勤する時間帯が近所の小学校に通う生徒たちの通学時間と重なる。

 

子どもたちをみて痛感するのは、とにかく子どもの数が圧倒的に少ないってこと。

 

私がかつて小学生の頃は10人とか20人くらいの集団で登下校していたものです。朝は皆で集まって一緒に通いました。

 

ところが今はひとりで歩いている子がやたら多い

 

低学年だと親も一人で通わせるのは心配なんでしょう、お父さんかお母さんが一緒に手をつないで学校まで行っているようです。

 

もちろん集団で通っている子たちもみかけますが、集団のサイズが4人とか5人程度。

 

いかに政府の失政により大変なことになっているか、ってことですね・・・

 

しかもこの子どもたちが社会に出る20年とか先。彼らが仮に皆結婚して皆二人三人と子どもを持てたとしても、両親の絶対数が圧倒的に少ないから子供の数はもっと減っている。それに、彼らが社会に出る頃は今以上に厳しい社会となり、結婚はもちろん、子どもを持つことがより贅沢なことになっている可能性が非常に高いと思います。

 

一方で65歳以上の人が人口に占める割合は日本では3割に届きそうなくらいでもちろん世界一。だからかな、企業も高齢者を意識した販売戦略をしており、それは子どもの大好きなテレビ番組にも影響が出ていて、ちょっと前から、ドラえもんも金曜夜7時からではなく、土曜の夕方5時開始となりました。金曜夜の時間帯は高齢者を意識したら、ドラえもんは後回し、ってなったということでしょうか・・

 

 

役人やっている人は皆この10月という時期は次年度の予算獲得作業に追われる時期となりますが、やれ国際化で海外進出だ、とか、海外の人材を取り入れようとか、インバウンド復活だとか、そういうことの為の予算獲得も確かに必要ですけど、今はまず、いかにして若い人が結婚して家庭をもてるようにするか、の為の予算獲得を役所一丸となってやるべきだと強く思ってしまいます。

 

だって、現実は、最近やたらと目にするSDGsだ、DXだ、ゼロカーボンだといった横文字を散りばめた予算要求をすることで、国だってやってるんだから予算よこせ、的なことばかりやってるんですから。そうして獲得した予算を使って行う事業がホントに市民にとって、納税者にとって必要かは別ものですからね。。。