都内の大企業から地方公務員に転職

東京の某大手企業にて世間的には高給をもらってのサラリーマンをやっていましたが、このまま人生終わっていいの?自分の会社でしか使えないスキルしかないままで定年間際でリストラされたらどうするの?等々、いくつもの不安を抱えていた生活から30半ば過ぎで脱出することを決意。今は某地方にて地方公務員をやっております、もうじき役人人生も10年になります。仕事も楽で定時帰宅できる~♪と思ったうえでの転職でしたが現実は・・・  公務員の非常識なところとか民間ではありえない!と感じたこと、その他日々の経済とか、役人の思いなどを

Go To トラブル

コロナの第二波の真っ最中にGo toトラベルを実施したりレジ袋の有料化を始める政府・役人のおかしな感覚。

 

民間の人には理解できないでしょうね。

 

でもわかります、役人やってると。なぜこんな頓珍漢なことをやるのか。

 

その大きな理由の一つはお主に前年に次年度のことを決め、決めたことを次年度に、たとえ状況が変わっていようがいまいが確実に実行するという融通性皆無の役人の仕事のやり方・役人マインドに起因するのです。

 

コロナのことなど全く考えず、それこそ夢想すらしなかった2019年度に作成した外国人留学生・技能実習生をたくさん日本に呼び込むという事業などそのいい一例。

 

前年決めて予算も獲得したこうした事業。コロナの最中で外国からの渡航ができなくてもなんとしてもやろうとしています 笑

 

海外への渡航ができないのに、なんとかしてやろうとしている海外への進出事業とかも好例ですね。もうオンラインでもいいからとにかくなんとしても事業をやり、要求した予算を満額使い切ることに全力を尽くします。また、もしかしたら秋、いや冬になれば渡航もできるまで状況が好転しているかもしれないからとかすかな希望のもと、獲得した予算はびた一文たりとも返還しようとしません。

 

コロナで海外との交流や海外からの人の受け入れ、海外進出などができなくなった、再考する必要が生じたのならば、それでやる必要性がなくなった、もしくはやることができなくなった事業についていた予算は、それこそコロナで困っている飲食業やホテル業などを中心としたひとたちに回すくらいの柔軟性があればいいんですが・・・・

 

その辺は国も地方もほぼ柔軟性は永遠のゼロ、と言っても言い過ぎではないと思います。

 

最初にレジ袋やGo toを例に挙げましたが、景気が悪化しているのに「決めたから」という理由で上げた消費増税も同じですね。。。

 

こういうのにやってられなくなり、モチベーションの著しい低下を見せたり、役所を転職する若手がこれまでにも沢山いたことは言うまでもありません。