都内の大企業から地方公務員に転職

東京の某大手企業にて世間的には高給をもらってのサラリーマンをやっていましたが、このまま人生終わっていいの?自分の会社でしか使えないスキルしかないままで定年間際でリストラされたらどうするの?等々、いくつもの不安を抱えていた生活から30半ば過ぎで脱出することを決意。今は某地方にて地方公務員をやっております、もうじき役人人生も10年になります。仕事も楽で定時帰宅できる~♪と思ったうえでの転職でしたが現実は・・・  公務員の非常識なところとか民間ではありえない!と感じたこと、その他日々の経済とか、役人の思いなどを

地方公務員のテレワークの実態3

地方公務員のテレワークの実態が相当しょぼいことはこれまでも述べてきました:

 

 

ntanosuke.hatenablog.com

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市長、知事、などが民間企業の皆さまにテレワークをしてください、外出を控えてください、と毎日のように叫び続けていますが、肝心の足元の役所では、ほとんどの職員がテレワークを一度もやっていない、やったことあるけど、去年からほんの数回だけ、というのが実態です。

 

なぜこうも役所ではテレワークが進まないのか、、、その第一の理由は彼らは、コロナもあと数か月もすればおさまるだろう、そういう展望で昨年の3月くらいからずっとやっています。

 

だから、人事とかからテレワークをやるように、とメールなりで連絡来ても、はあい、分かりました、じゃあとりあえず1回だけ誰かやってみて。来月になればもうコロナもおさまってるから、俺はやらなくてもいいかな、・・その程度にしか上の人間は考えていません。昨年からずっと。

 

それが結局のところ、半年たってもおさまらず、1年たってもおさまらず・・・

 

今もあちこちで緊急事態宣言がでていますけど、まあこれも数か月も乗り切れば・・・くらいにしか考えていませんから。ほんとに他人事というか・・

 

だから、本来ならば管理職こそ、テレワークを前提とした働き方を模索するべきなのに、従来通り、課員全員が参加する密の会議などを毎週のようにやっている、それが役所であります。

 

 

もうひとつは、役所の古臭い働き方が変わっていないこと。

 

つまり、遅くまで残っている奴イコール頑張っている奴という考え方。

 

テレワークをしたら、そういう遅くまで残って仕事していますアピールが全くできませんからね。まわりに残っている姿を見せつけることができませんから。

 

新しい働き方は、これまでの古臭い働き方が染みついている40代以上の役所の人間にとっては非常に困ります。

 

俺は頑張ってプライベートも犠牲にして遅くまで働いているんだよ、というアピールが不可欠なこういう遅れた世代の人にとってはテレワークは邪魔でしかないんです。

 

管理職であるこうした世代の人たちが毎日出勤していれば、そりゃあ若手もテレワークしたくてもできない、となるわけであります。。

 

でも、こういう働き方をしていると、これから社会にでてくる若者たちには役所は古臭い、働きやすい環境ではないと、見放されることは間違いないと思います。

 

事実、コロナを恐れているのに、テレワークが全くできずに転職した若者も身近にいましたから・・・