地方公務員のテレワークの実態2
ちょっと前に地方公務員のテレワークの状況について記載させていただきました:
さて、緊急事態宣言が延長されて、地方公務員のテレワーク状況に進展があったのか、現状について、コメントさせていただきます。
西村経済再生担当大臣は、テレワークに年休などを組み合わせることで、会社員の7割の出勤を抑制する、と協力を求めておりますね。各地方の知事も同様に企業には7割程度の出勤抑制を要請しております。
西村経済再生相 テレワークなど促進し 出勤者7割削減を目指す | 新型コロナウイルス | NHKニュース
さて、肝心な我が地方自治体の実態はどうかというと・・・確かにテレワークを始めた人は若干増えた傾向ではあります。でも、それも「初めてテレワークやってみた」「昨年は全くやらなかったけど、今回初めてテレワークやった」みたいな人がほとんどです。2回以上テレワークやる人は少数。そう、とりあえず、「テレワークしましたよ」という事実だけですね。。。
ただ、さすがに地元の方からは「なんで役所は7割削減とかいいながらひとだらけなんだ」などの苦情も毎日くるし、知事などが出勤抑制を要請している手前、30分や1時間程度、勤務時間をずらす時差勤務をやったり、数時間程度早く帰る年休取得とか、昨年は一度も年休使わなかった人が1日休んでみたとかそんな程度ではありますが、「変化」は見られ始めています。。まだまだ改善の余地はありますが。
なお、役所も出勤抑制の実態を数値で発表せざるを得ませんが、どこもこうした、30分勤務開始時間を前後にズラした人とか、1時間だけ年休取った人とかも、1日休んだ人、1日テレワークした人の数に加えて、出勤抑制数を水増しすることに一生懸命なようです。
若くてイケメンで全国的にも有名な北海道の鈴木知事の足元でも同様で、記者からその点ツッコミくらって、うろたえている場面をテレビでみましたが、「鈴木知事、どこも同じ状況ですよ!ドンマイ!」って思わず画面に向かって叫びたくなりました。ほぼ毎日のようにテレワークをされている民間企業の方からは怒られますが・・・