セクハラやパワハラについて
外資に勤めているときには、セクハラとパワハラについては、そりゃあ厳しく言われたものです。
最低でも年に1回はこういうのはダメだよ~みたいなビデオ見せられたり、どこどこの国の支店ではこういうケースがあって首になった、処分された、みたいなことを言われ、従業員を戒めていたものです。
友人の外資で大手コンサルのマネージャーは、可愛い部下と飲みに行き、その部下に誘われるようなことを言われ、これはいける!と思ったのか、その部下の太もものあたりに手を置いたら、急に態度豹変されて、会社にセクハラと訴えられました。
そいつは若いときからマネージャーやっていて仕事のかなりできるやつだったんですが、結局会社を辞めることになりました。かなり精神的に追い詰められてましたね。まあ仕事できて実績残していましたから日本の大手コンサルに転職しましたけど。。
翻って公務員の世界では、セクハラやパワハラに対する意識はちょっと低い、というか外資より20年、30年遅れていると言わざるを得ません。
飲み会の場では従業員の姉ちゃん触って処分されたとか、まあ酒の力をかりて破廉恥なことをやる輩がほんとに多いんです。
普段の職場でも上にいくとなんか皆、殿様気分になってしまうのか、下の人間に対して罵声を浴びせる輩とか、そんなことくらい自分でやれよ、と思うようなことを指示してきたり、正直、俺はお前の使用人じゃないんだよ!と思わず怒鳴りたくなるようなことがよくあります。
ただ私の場合、役人になってもう10年経過はしていますが、いまだに役人の人や役人の世界を「観察」する感じで見ているので、あんまり感情的になることはないですね。
でも、一人の大人として、人として扱わないようなやつには、それがたとえかなり上の人だとしても、それはおかしいよ、と何時でも言う気概は常にもってはいますが。