都内の大企業から地方公務員に転職

東京の某大手企業にて世間的には高給をもらってのサラリーマンをやっていましたが、このまま人生終わっていいの?自分の会社でしか使えないスキルしかないままで定年間際でリストラされたらどうするの?等々、いくつもの不安を抱えていた生活から30半ば過ぎで脱出することを決意。今は某地方にて地方公務員をやっております、もうじき役人人生も10年になります。仕事も楽で定時帰宅できる~♪と思ったうえでの転職でしたが現実は・・・  公務員の非常識なところとか民間ではありえない!と感じたこと、その他日々の経済とか、役人の思いなどを

次年度の予算要求

国も地方公務員も毎年この時期になると次年度の予算要求という作業を始めますが、民間経験者はこの作業に相当悩みます、頭痛めます。

 

 

というのも、普通、予算って、これをするためにはあれが必要でこれも必要で、、、だから合計でこの金額になるって決めますよね。例えば旅行に行くなら、ガソリン代金がいくら、レンタカーがいくら、ホテル代、食事代、・・で合計が10万必要とか。

 

でも、公務員の場合は逆。とりあえずこの事業をやろう。必要な予算はそうだね~3千万円くらいにしておこうかと。で、その3千万が必要なように後から理屈つけていろいろと積み上げていくと。。。

 

公務員に転職して結構な年月経ちますがまあこの予算要求作業にはいまだに違和感ありますよ。

 

プロパーでずっと公務員やってる人は違和感なく作業していますが、民間の世界を知ってしまった人はたとえそれが数年だろうとなかなかこの公務員の考え方には慣れません。

 

もうはっきり言います: プロパーの人たちとは相いれません

 

考え方が違う。ベースが違う。もうどうにもならないですね。

 

と、今年も予算作業で頭がおかしくなってしまい、ちょっと投げやり的になってしまいますが毎年この時期になるとそう考えたくなってしまいます。

 

やっぱおかしいよ、役人の世界。

 

コロナで多くの中小企業が困っているのにこれまでやっていた事業も何一つ縮小とか中止もしないで継続要求するしね。事業やめてその分中小企業の人たちに回そうとかいう発想ゼロ。永遠のゼロ。

 

みな、忙しい、忙しいって言ってやってるんだから、1つでも2つでも事業なくなればその分余裕もできるし血税もSAVEできるのに。

 

と、毎年この時期になると思ってしまうのであります。