都内の大企業から地方公務員に転職

東京の某大手企業にて世間的には高給をもらってのサラリーマンをやっていましたが、このまま人生終わっていいの?自分の会社でしか使えないスキルしかないままで定年間際でリストラされたらどうするの?等々、いくつもの不安を抱えていた生活から30半ば過ぎで脱出することを決意。今は某地方にて地方公務員をやっております、もうじき役人人生も10年になります。仕事も楽で定時帰宅できる~♪と思ったうえでの転職でしたが現実は・・・  公務員の非常識なところとか民間ではありえない!と感じたこと、その他日々の経済とか、役人の思いなどを

公務員といえども安泰ではない?(続き)

前回に引き続いて、コロナ渦での公務員という仕事について考えてみた。

 

ntanosuke.hatenablog.com

 

まあ、公務員といっても色々とありますが、ここで私が言う公務員とは地方公務員の事務職を指します。

 

外出自粛、緊急事態宣言などの影響で、多くの飲食店、エンタメ業界、スポーツ業界、、、、かなりの影響を受けています。

 

今日もこんな記事を見かけましたがほんとに大変なことになっています。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

芸能人で飲食店を経営している人の苦境についての記事も見かけることが多くなりました:

headlines.yahoo.co.jp

 

他にもジムを経営するヒロミさんとか、洋服店を経営するテリー伊藤さん等々。。

 

公務員はいいよなあ、こんなときにも給料減らないし、みたいなことも聞きます。現に橋下徹氏は公務員への現金10万円の一律支給については反対を示していました。

 

確かに理解できます。でも一方で、こうした芸能人など都会などで飲食店を経営したりするってことはハイリスク・ハイリターンの典型なビジネス。

 

当然ですが、大儲けしてウハウハ状態な人も多かったでしょう。そして、儲かっているときに店舗を増やしたりしてリスクを背負っているのも事実。

 

店舗増やせば雇用にも貢献できるし、儲かれば税金も払う。だから、こうした人が困っているときに多少の手助けを政府がすることに反対はしません。

 

でも、私も公務員やってから分かるようになりましたが、不景気の時にも給料にあまり影響のない公務員って、景気がいいときに沢山もらっているわけではないし、決して金銭的には恵まれているとは感じません。

 

公務員になる前は、なれば格安で綺麗な公務員住宅に住めたり、いろんな福利厚生があったりして安くホテルとか旅館に泊まれたりする、なんて勝手に想像していましたが、現実は全部嘘ってわかりました。

 

外資の時は日本全国どころか海外でも契約している高級ホテルを500円とか1,000円で泊れたりしたし、住宅手当もがっぽり出たんでそこそこいい所に住めましたが、まあ地方公務員はその点全く恵まれてはいません。

 

それでも、多くの中小企業と比べれば、住宅手当などがあるだけまだマシとも言えそうですけど、公務員住宅、いわゆる公宅なんかに住めば、いまどきボットン便所だったり、カビだらけだったり、風呂釜が手でくるくる回してガスをつける超旧式のだったりと相当不便ではあるんですけどね、こればかりは実際に経験してみないとわかりません。

 

ようするに、公務員ってのはローリスクローリターンの職業なのかなって感じます。

 

最低限のものはなんとかなるけど、決してそれ以上のものはない。

 

景気がいい時もいい思いはできない。でも景気が悪い時に食べれなくなって困ることはない。

 

だから、あまり物に執着心とかなく、食べるものとか着るものとかにも贅沢しなくていいから、普通に仕事できてごはん食べれれば幸せ、って思えるような人には向いていると思います。

 

私も昔はいい給料もらって好きなもの買って可愛い姉ちゃんはべらせて高級車乗って・・・みたいな生活にあこがれていて、実際、その大半を経験することができましたが、結局それって、仕事のストレスを買い物で発散していただけだって、気づきました。

 

今は薄給ですし、いまだに日々、民間時代のやり方や考え方がしみついてしまったために、なんでこんなことやるんだろう!?みたいな疑問と不満はありますけど、贅沢しなくて欲しいものも時間かけて我慢して中古なりで買えばいいや、って思える今は、公務員もまあ悪くはないかなとも思えることもしばしばあります。

 

といいながらも、実はすでに転職エージェントなんかに登録していて、また都会で仕事もしてみてもいいかな、なんて思える部分も残っているのも事実です。

 

一方で、おれ、公務員になってよかったんだよね??、とかやはり考えてしまうこともちょくちょくありますからね、とくに大学時代の同期とかと会って、大手の有名会社でそれなりのポジションに就き、それなりの給料稼いでいる奴らを見たりすると。連中とあって、飯くって、じゃあ2次会、3次会行くか?ってなると、彼らと違って薄給の私は、あ、ごめん、もう帰らないと・・・ってなりますからね 笑

 

今回もあまりまとまりませんが、それにタイトルと言ってることがずれてきてもいますけど、公務員も、なったらなったで、色々悩んだり考えたりします。これは民間での転職でも同じだと思います。

 

ただ、人生一度きりでもありますから、公務員に興味のある人、とくに私みたいにもともと民間にいる人は、経験をしてみるのもいいかもしれません、いろいろと公務員の非常識なところに日々悩むことにはなりますが 笑