都内の大企業から地方公務員に転職

東京の某大手企業にて世間的には高給をもらってのサラリーマンをやっていましたが、このまま人生終わっていいの?自分の会社でしか使えないスキルしかないままで定年間際でリストラされたらどうするの?等々、いくつもの不安を抱えていた生活から30半ば過ぎで脱出することを決意。今は某地方にて地方公務員をやっております、もうじき役人人生も10年になります。仕事も楽で定時帰宅できる~♪と思ったうえでの転職でしたが現実は・・・  公務員の非常識なところとか民間ではありえない!と感じたこと、その他日々の経済とか、役人の思いなどを

コロナ感染者対応業務

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

さて、今週は休みもなく、コロナに感染した軽症者対応の業務を行っておりました。

 

軽症者ですので、病院ではなく、民間のホテルに滞在されている方々への対応です。

 

ホテルも一般の方は全くおらず、コロナ軽症者の宿泊施設ということで役所が特別に借り上げているところです。

 

名前を挙げれば皆が知っているような大手のホテルであります。

 

業務の一部を紹介すると、保健所からやってくる患者さんをホテルで出迎えし(もちろん軽症者とはいえ、感染の恐れもあるため、一定の距離等を保ちながら)ホテルでの生活の案内、ホテル滞在中の食事の運搬(食事のたびに、つまり朝昼晩それぞれ毎回完全防護服を着用しての対応となります)、ホテルでの生活を終えられて帰られた患者様の部屋の掃除、、、、

 

結構大変で大晦日も元旦もありません。元旦の今日も早朝からずっとホテルで対応業務でした。

 

ただ、ホテルでの生活を終えられた方の部屋の掃除に行った時のこと。ちょうど昨年の大みそかの日。

 

机の上に手書きでメモがありました:

 

滞在中、一生懸命対応してくれてありがとうございました。やっとホテルを出られることになりました。皆さんには感謝しております、来年はきっといい年になりますように、本当にありがとうございました。

 

・・・いやあ~公務員になって色々あったけど、こんなダメな俺でも誰かの役に立つことができた、と思えました。両目からは大粒の汗がでてきたことは言うまでもありません。

 

患者の皆さまもホテルでの隔離生活、お疲れ様でした!